楽しく、怪しい旅行

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「なんか、近づきがたいオーラを放ってるし・・・」 俺ってそんな風に見られていたのか 「つか、お前だってあまりまわりにかかわろうとしないじゃないか。」 確かに・・・ 「真司は人見知りなんだよ。」 幸人がにやにやしながら言う 真にうざい 「そうなんだ。」 うなずく男子の1人 「それより神寺さんや安住さんの関係はどうなんだ?」 別のやつが目をキラキラさせて尋ねてくる 「別にただの友達だが?」 何が聞きたいんだ 「(鈍感め。)」 「幸人、何か言ったか?」 「な~んにも。」 再びニヤニヤする幸人 もう、うざいの領域を飛び越えて殺したくなってくるね よって俺は手元にあった枕を幸人に投げつけた 「ぶふぉ!?」 「わりぃ、わざとだ。」 「やったなぁぁ!」 お返しとばかりに投げ返す幸人 だが余裕で俺はかわした その流れ弾が別の男子にあたった 「やりやがったな桐山!」 こうして枕投げが始まった 「うぉ!?あぶね。」 「よっしゃあ、当たったぁ!」 「ふっこの程度kぶふぁ!」 「ちょ、それ、枕じゃない!」 「おらおらおらぁ!」 まぁ大乱戦ですよ 「みんな、落ち着け!こういう時は強いやつを集中ねらいだ!」 すると混戦だったのに目標の視線が俺へと変わり、集中砲火を浴びた 「てめーら、きたねぇぞ!」 「何とでも言うがいい。戦いとは常に残酷なのだよ。」 ドヤ顔の幸人 「上等だ!後でほえ面かくなよ!」 「うわぁ!出雲がキレた!」 「ぎゃぁぁ!」 「ぐはぁ!」 「あべし!」 純粋に楽しかった こんな気持ちは久しぶりだったよ 「ははは!まだまだ行くぞ!」 まぁその後アゴリ山に説教くらったけど・・・・
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