悲痛の過去

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「ここか。」 俺達は林間学校から帰ってきた 今日は代休で学校が休みで神寺達に話をするために神寺の家に来ていた 「ていうか、めっちゃ時間かかったね。」 ちなみに幸人も一緒だ 「神寺のやつ、こんなわかりにくい地図を渡しやがって。」 昨日神寺に神寺の家で話すこと告げたら地図を書いてくれた そこまではよかったんだが・・・ 「これじゃあ、わからないよね。」 その地図はもうそりゃ言葉に表せないくらいひどかった 『ピンポーン』 「はーい。」ガチャ 「よ。」 「遅かったね。」 「あぁ、道に迷ってな。」 「なんで?地図あげたよね?」 神寺は当然のごとく聞き返してきた 「お前これでここまで来いと俺達に言うのか。」 俺は神寺に地図を見せる 「ひどーい!そこまで下手じゃないもん!」 神寺は頬膨らませて怒った ぜんぜん恐くないな 「とりあえず、あがって。」 「あぁ。」 「なんか俺空気だな。」 突如幸人が喋りだした 「今頃気づいたのか?」 「ひどい!」 まぁいつも通り問題ない
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