悲痛の過去

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リビングに通されるとすでに安住が座っていた 「あら、おそかったのね。」 「これのせいだ。」 俺は安住に地図を渡した 「あぁ・・・よくたどり着いたわね。これじゃ何も無いほうがまだましかも。」 俺達を混乱に陥れるほどの地図を書く少女神寺 葵 おそろしや 「杏子までそんなこと言うんだ。」 神寺はソファーの上で体育座りをしていじけてしまった 「ほら、拗ねないの。もう、拗ねた葵もかわいい!」 と言いながら神寺に抱きつく安住 「きゃう////」 「もう、かわいい声ね。食べちゃいたいわ。」 俺帰っていいかな 「安住さーん、今日はまじめな話をしにきたんじゃないの?」 珍しく幸人がまともなこと言った 「なんかあなたに言われると腹立つわ。」 「それはあんまりじゃないでしょうか。」 トホホっとうつむく幸人 まぁ日ごろの行いだな
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