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「銃を撃つのって案外難しいですね」
銃のサイトを覗きながら俺は小さく言った。
「慣れてくれば簡単さ」
フレラ隊長が簡単に言った。
何回撃っても当たらなかった。
的には一つの穴も開いていない。
「努力無しでは上手くはならないぞ」
そう言い残して行った。
「絶対に上手くなってやる」
小さく呟いた。
パンッ!! パンッ!!
16:22 銃試射撃場前
「今日の射撃はこんなもんでいいだろう」
溜め息をしてフレラ隊長が言った。
「次は何ですか~?」
トチェスが軽く尋ねた。
「まあそうせくな」
フロール副隊長が真剣な顔で言った。
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