0人が本棚に入れています
本棚に追加
「一人目は、副隊長のフロール・ハンク。こいつだ」
フレラ隊長が一人の男を指して言った。
「よろしくな」
短髪で少し顔が長いのが第一印象である。
「こちらこそ宜しくお願いします」
「で、次は情報係のポッツ・ノサ。何でも知ってるな」
目をつぶりながら言った。
「よろしくな、分からない事があったら何でも聞いてくれ」
ポッツ情報係はどや顔をしながら言った。
「んでもって、問題児のトチェス・クローバーだ」
指で何度も指して言った。
「よろしくな…って誰が問題児やねん!!」
なかなかの乗りツッコミであり、お調子者という事がすぐにわかった。
「で、隊員唯一の女、レイカ・ヘキベス」
「よろしくね」
飛び込んで言ってきた。
「あと、お前の相棒になる、シェム・スキンクだ」
「よろしく」
冷静な顔で言った。
色白でいつも冷静でありそうな奴であった。
「じゃあ、新米君の自己紹介やってもらおうか」
フロール副隊長が周りの顔を伺いながら言った。
「そうっすね、じゃあどうぞ」
「ヒセ・タイルです。新米なので分からない事もありますが、宜しくお願いします!!」
声を段々と張り上げながら言った。
「よっ!」
「いいね~」
小さな歓声があがった。
最初のコメントを投稿しよう!