生徒会の日常

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いや、子供の話をしたから勘違いしたか? いや、でもその発想に繋がった=エロだよな。 てな訳で、朔夜はエロス。エロの化身だ。 なので思った事をそのまま彼女に伝える。 「黙れエロス。このエロの化身が。お前は一生悟の妄想で犯され喜べ! このエロ生徒会長」 言い放つと同時、ビシっと相手のおでこに指を突き刺した。 「き、貴様! 死なすわよ! この私がエロとか貴様の目玉くりぬくわよ」 シレっとグロ用語言い放つコイツは素直に恐ろしい。 だがグロ映画は見れないなんとも摩訶不思議な奴だが。 去年の夏にグロ映画を見た時は最悪だった。 奇声(悲鳴)をあげ俺に襲いかかって(抱きついて)きたのだから。 本気で殺される事を覚悟したなあの時は……。 「あ~、止め止め。貴様と話してたら疲れるわ。なんでお前が生徒会役員なのよ……」 言い終わると朔夜は重い溜め息を吐いた。 自分が生徒会に居るのは確かにオカシイ気がする。 成績は生徒会のなかでダントツ最下位。 学年では中の上位だ。 まあ、なんでも1年の時の担任が勝手に生徒会に推薦したせいではれて生徒会役員になれた訳だが……正直嬉しくもなんともない。 まあ、なってしまったからこうして生徒会室に毎日顔を出して頑張っているわけだが……。 「全然頑張ってないから。邪魔してるだけだから」 「俺声に出てたか?」 「知らないの私は読心術の使い手よ」 「朔夜、じゃあ今俺が考えてること分かるか?」 「どうせ妄想で私を死なしてるんでしょ」 「ふん。バカなりに頑張ったな。しかし惜しい回答だ。俺は今お前を孕ませた妄……ぐは」 痛い。グーで殴られた……。 女がグーで殴りやがった。 冗談が通じない奴。 なんの進歩もないお嬢様だ。 「バカとはなんだ! 貴様より遥かに頭が良いわ! 死んで詫びなさい」
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