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そこだったか……。バカに反応したか。
それ以降に言った言葉は許されるんだな。
なら楽しもうじゃないか。
「良いのか? 俺が死んだら朔夜、お前は一生泣き喚く事になるぞ」
「どう言う意味よ」
「そのままだ。俺はエロの化身だからな」
「自分で言って悲しくならないの?」
くっ、痛い所をつきやがる。恥をしのんで言っているのに確かに悲しくなる。
だが気にしたら負け。
「はん、世の中の男性は皆エロだ。お前は好意をもたれた相手に四六時中視姦されてるんだよ。まあそれは良いとして……」
「良くないから! 貴様のせいで更に男性を嫌いになったわよ!」
「ふん、なら百合に走れ。安心しろ俺は百合も愛せる」
「あんたに愛されるぐらいなら首吊るわ」
「そうか。じゃあその死体を俺は餓えた男性に捧げるよ」
「やめてぇぇぇええええ――――――!!」
「はん、話を戻すぞ。俺が死ねば俺は亡霊となり四六時中お前の胸を触ろう。そして……」
「やめてぇぇぇええええ―――――!! キモいから嫌だー―――!!」
朔夜はそう言うと耳を塞ぎ、聞こえない何も聞こえない、とブツブツ言いながら涙目になっていた。
どうやらマジで嫌らしい。
そんな彼女を見て大満足した俺は朔夜弄りをそこで終わらした。
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