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切迫早産の入院中は、主にお腹の張りを抑えるために「安静」と「点滴治療」が必要になります。
入院の基準となるのは、子宮頸管長とお腹の張り具合。
特に子宮頸管長が30ミリ以下でお腹が定期的に張っていると要入院の判断をされるようです。
お腹の張りが強くなかったり定期的でなければ、服薬で自宅安静になることも。
そのへんは病院によって判断が違うので、グレーゾーンだと入院か服薬か分かれるでしょうね。
とにかく妊娠後期に入ると「子宮頸管の長さ」が大切になってきます。
子宮頸管つまり産道のことですが、通常40ミリ前後が正常値。
この値が短くなっていくと、内子宮口が開いていき、内子宮口が開くと外子宮口が開きはじめ、出産となります。
37週未満での出産は「早産」にくくられますので、この週を越えてから産むのが望ましいですね。
36週だとほぼ正期産と同じ扱いになりますが、低体重児だったり肺がまだ完成していなかったりする場合があります。
36週未満であるなら週数が足りない分だけ赤ちゃんがハイリスクになります。それに週数が足りないと、分娩になったときに赤ちゃん自体がお腹から出ようとする力が弱くてなかなか出てこれず、緊急帝王切開になることもあるそうです。
そうしてどうにかこうにか産まれてきても、自発呼吸ができなかったり、臓器の機能がうまく働かなかったり、なんてことも。
なので早産の危険性がある場合は、お腹の子をノーリスクで産んであげられるように、産み月まで管理入院が必要となるわけです。
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