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私は今現在、妊娠34週です。
子宮口は既に2センチ開いていて、子宮頸管長はほとんど無い状態です。
医師からは「いつ産まれてもおかしくない」と言われていますが、こんなときになぜ書こうと思ったのか。
一つは、不思議と産み月までお腹の子が出てくることはない気がするから。
そしてもう一つは、ある一冊の本に病院で出会ったからです。
本のタイトルは「笑う出産」というもので、退屈している私に看護師さんが気を利かせて談話室から持って来てくれた本の中にそれはありました。
ライターである自分の妊婦生活を面白可笑しく紹介している本です。それを読んだとき、
「これだ!」
と思いました。
普通に妊娠、普通に出産、それでも一冊の本になっている。私は普通じゃないのだから、切迫早産での入院生活がどんなものか気になる人だっているかもしれないし、どうせ暇な時間はたっぷりあるんだし、今のうちに書いておこう!よし書こう!
思い立ったら即実行。
というわけで、残り僅かな入院生活の間に、書けるだけ書こうと思ったわけです。
どうぞよろしくお願いします。
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