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「こちらがメニューです。お連れの方が来るまで宜しければこちらをどうぞ。」
差し出されたのはいい匂いのハーブティーだった。
「ありがとうございます。」
「ごゆっくり。」
そう言って店員さんは営業スマイルで奥へと入っていった。
あの笑顔は反則だなぁ…。アタシが後10歳若かったら…
そんな事を思いながら出されたハーブティーに口をつけた。
「美味しい。」
思わず口に出てしまった。
紫は基本的にはコーヒー派なのでハーブティーはあまり飲まない。
(こんな美味しいハーブティーは初めて。)
素直に感動していた。
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