第2章

2/5

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
―――ピンポーン 私がベットでいつものように 天井を眺め ぼうっとしていると チャイムの音が大きく響いた。 「はーい。今開けるね。」 階下から母が玄関のモニターに 答える声が聞こえる。 母の口調から 誰が来たのか予想できた私は むふふ、と含み笑いをしながら 机の下に潜り込み 部屋のドアが開くのを待つ。  
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加