つまりはラスボスな彼女

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いや、まさか、そんな。ねぇ? 大体そういうのは 青い春と共にやるから微笑ましいんであって 私なんかがやるべきではない!絶対に! 大体20代後半のベタな展開に興奮するような 素直な変態は 人としてアウトだ! 個人的には大好きだけど! だから、きっとこの嫌な予感は 気のせい…のはず。 すがるような気持ちで このあり得ない朝の 本当の意味でのラスボスに問いかける。 「里美ちゃん。里美ちゃん。 一応聞くけどさ、その話って 金髪青目の超イケメン外国人が異動してくるんですー! とかじゃない…よねぇ…?」 神様、仏様、ロッ●ー様。 願わくはもうちょっとだけ 平凡な毎日を。
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