出会い

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出会い

ある少年が緑の草原に立っていた。 15歳位の美しい容姿の少年・・・ 彼は艶やかな黒髪を一つに結い上げている 片手に華を・・・ そして、目の前にある墓標を悲しげな目で見ている・・・ 紺碧と言っていいほどの碧い瞳・・・ 今日はある人の命日なのだ。 彼の悲しみは三年前の悲劇からだ・・・ しかし全ての始まりは六年前・・・ 彼が九歳のあの日からなのかも・・・・・・
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