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突然、私の携帯が鳴りだした。着信メロディーは…聞かないでくれ。
ゆうづる「それ、まだ変えてないんだ…」
寝台「気に入りだから別に良いだろ!てか、かなり黙ってろ!」
ピッ。
寝台「もしもし、寝台ですが…」
みゆき「和幸さん?『鷹野みゆき』です。先程、両親から話は聞かせて頂きました。私を、和幸さんの会社で働かせて下さい!!私、本気なんです!」
と言ってきた。
寝台「みゆき…」
ここで初めて私は『みゆき』と呼び捨てした…。
みゆき「私、和幸と一緒に働きたいんです!」
寝台「………」
みゆき「駄目、ですか?」
寝台「それは、私が決める事ではなく、みゆきが決める事なのだ。『電話してきた』という事は『働きたい』という気持ちがある。私は、みゆきが来るの大歓迎なんですよ?」
みゆき「和幸さん……ゴメンなさい。私…」
寝台「別に謝ること無いですよ。」
みゆき「ふえぇぇん(泣いています。勘違いしないでね)」
寝台「みゆきちゃん。な、泣かないで下さいよ~。(アワワワ)」
みゆき「グスン…な、泣いてなんて…いま…ふわぁぁぁん(泣いているのです)」
寝台「今夜、みゆきちゃんの家に迎えに上がります。」
みゆき「わ、わかりました。荷物、まとめて置きますね。失礼しました。」
と電話が切れた。
ゆうづる「あ~あ、泣かした~。恐怖の魔女(さくら)に告げ口しゃ~お」
寝台「ウルサイ!バシッ(叩く音)」
ゆうづる「痛っ!」
こんな迷惑な騒動していたら、ドアをノックする音がした。入室してきたのは『栗橋みなみ』だった
みなみ「ゆうづる社長…副社長(中山ゆかりさん)が、お呼びです。」
ゆうづる「マジで?わかった、逝く。じゃあな、ラブラブさんよー」
と言い残して、去って行った。『次会ったら、殴り倒す』と考えながら、会社を後にした。
私は広島電鉄会社を後にして、みゆきの実家に向かった。途中、誰かが私を呼び止めた。
つくし「すいませ~ん。ゆ、ゆ、ゆ、郵便局は、ど、ど、ど、何処ですか?」
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