好きな人

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お昼休みになり、私達は机の上にお弁当を広げた。 朝食を掻き込んできた私は、三時間目からお腹が空いてしまい…。 我慢していたものの遂に限界がきて、四時間目にお腹が鳴ってしまった。 かなりの大きな音がなり、隣の席の佐東くんに気づかて爆笑された私は、顔から火が出るほど恥ずかしかった。 「し、しにたい...」 私はボソッと呟いた。 「え?なに?千夏なんか言った?」 「う、うんん。なにも」 これなら遅刻してでもちゃんと食べてくれば良かった...。 なんて後悔するもののもう遅い。 佐東くんに一応周りには言わないでよって言っておいたけど、大丈夫だよね…?
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