プロローグ

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「はあぁ...」 私は深い溜め息をついて漫画を閉じ、ベッドに寝転がった。 私は本当にこのままでいいのだろうか。 布団の中にうずくまってそっと瞼を閉じる。 眠れば何も考えなくていい。 これが私の最大の幸せであり唯一の現実逃避なのである。 目を閉じていると、だんだんと意識が遠退いて行き、やがて心地良い快感にのまれていった。
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