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「で!?結局なんのクエスト行きたいの?」
「俺は『ワイバーン <機械化>』」
勢いよく言い放つ刀真。
「ちょっと待てよ・・・『俺は』って事は三人共バラバラなのかよ!?」
焦りを隠せない大輔。
「当然でしょ!!因みに私は『ボルテック <攻撃特化型>』
大輔の顔色がどんどん悪くなる。それもそのはず、二人が言ってるモンスター達はしっかり準備して行かないと返り討ちに合うモンスターばかりなのだから。
「大輔君、私はいいよ・・・」
大輔の辛そうな姿を見て助け舟を出した美咲。
しかし・・・
「駄目よ!!悪いのは大輔なんだから美咲も欲しい素材のクエストをやるべきよ」
「流石破壊神」と言わんばかりに折れそうな大輔の心はガッツリ破壊された。
「大輔君ごめんね・・・じゃあ私は『フラーン・デス』で」
美咲がそう言い放った瞬間全員の視線が美咲に行った。
「殿上・・・それは厳しいんじゃないの・・・」
驚きを隠そうとしているが隠しきれていない刀真。
「美咲・・・流石にそれは駄目だよ・・・」
顔が引きつっている華織
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