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「ええっ!!試合!?」
「しーっ!静かに!」
「ご、ごめん…」
大声を出してクラス中の注目を浴びたあたし。
けど、幸い黒田は教室に居なかった。ついでに秋吉も。
「で、でもいいのかな…。試合の応援なんて……」
「いいに決まってるじゃんか!彼女でしょ!
それに、真衣も秋吉の応援行くって言ってるし」
「うー…」
そう、黒田&秋吉の所属する部活である男子バスケ部が、今週末試合があるらしいのだ。
それに真衣も行くらしく……、あたしもどうか、と言ってきた。
行きたいのはやまやま…なんだけど。
「絶対からかわれるしー…」
「まぁ、そうだね」
納得する真衣。
が、彼女もからかわれる可能性があるというのに、全く心配してない様子だ。
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