出会い

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突然響き渡った声に、あたしは固まるばかり。 それも自分の名前なら尚更…。 「……あ…実夏…?」 「何それっ?酷い~」 「ごめんごめんっ」 そういえば。 クラス表を最後まで見ていなかった。 途中で真衣と会ったから、そのまま教室に来ちゃったんだ…、ごめん美夏! 美夏は、あたしと同じ部活の子。 さっき大声を出したのは、美夏の性格の表れなのかもしれない。凄く元気な子だから…。 「えっと…」 隣で驚いたままの真衣に気づき、あたしは実夏を紹介する。
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