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「ごめん真衣!この子は実夏」
「よろしく~!」
「よろしくね」
さすがは実夏。初対面でもこの明るさだ。
どうやら、明るい実夏に真衣も笑ってくれてる。
この二人、すぐに仲良くなってくれるかも。
「で、こっちが真衣。これでもう友達だね」
「「うん」」
二人は顔を見合わせにっこり笑った。
でも、実夏と真衣が居てくれて本当に良かった…。
二人が居なかったら、きっと今頃あたし一人ぼっちになってたと思う。
「二人が一緒のクラスでほんとに良かった~」
と、あたしが安堵の声を洩らす。
すると実夏も続いて言った。
「私も!だって同じ部活の子由衣しか居ないんだもん~。寂しいよぉ~」
そうなんだ…。実夏でもこういうことあるんだ…。
実夏はたくさん友達が居るから、少し意外だった。
何にせよあたしは、明るくて元気な実夏とおしとやかで頼りがいのある真衣がいてくれて安心した。
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