~序章~

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ザッザッザッ… (あ~!砂利道がすごく長く感じる!) もう暗いせいもあり、自然と足元を見ながら歩いていた。 ザーザー降り続く雨も勢いを増す。 音が周りに聞こえない為、聞かれる心配もないだろう、と、玲は今、 どっぷりとハマっている歴史ゲー、「SENGOKU愛」のテーマソングを口ずさむ。 「時代を駆け~♪命を賭け~♪戦国愛♪戦国愛♪」 ザッザッザッ… ザッザッザッ… 「!!!」 (人いたの!?ヤバイ!聞かれた?!私、今結構デカい声出して…。) まさか、同僚?! いろんな意味で振り返れない!
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