ベタ~なホラー話のようです

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問題は3つ。 1つ。5人の内、3人がこの話に乗らないということ。 2つ。前部は、オカルト研究部の部長であるのに臆病だということ。 そして3つ。 ( <●><●>)「芹沢さんは行けますよね」 ミセ;゚ー゚)リ(あちゃー…) この男は決めたことを、余程の事がない限り曲げないのだ。 ( <●><●>)「日にちは明後日から2日間――つまり夏休み初日からです。車はレンタルしますので、それまでに準備をお願いしますね。それでは解散」 ミセ;゚ー゚)リ「ちょっ――」 ( <●><●>)「男女2人だからといって、不純な事は決してしません。安心してください」 踝を返し、そそくさと立ち去ろうとしていた前部を止めるも、威圧的な瞳を向けられてしまった。 背筋を伝う悪寒に飲まれ、身体が石のように硬直してしまう。 結局反論することは出来ず、蛇に睨まれた蛙とは、このような事なのだろうと、閉まっていくドアを見ながら、ぼんやりと思っただけだった。 不意に両サイドから肩を叩かれた。 【+  】ゞ゚)「頑張れ」 川 ゚々゚)b グッ ミセ;゚ー゚)リ「…はい」 かくして、前部と芹沢の2人旅が決まったのである。 *****
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