3rd † warmth―温もり―

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「いや、俺の言ってること正論じゃん」 「だから、それはそうだけど、常識的じゃないでしょー」 まぁでも仲いいし、いいっちゃあいいのかな。 「あら! 蓮くん、時間! 今日5時からでしょ?!」 「えっ? あー! もっと早く言ってくれよ!」 蓮は急いでロッカーに物をしまい、制服を取り出している。 「じゃあわたしはそろそろ帰りますね」 蓮が着替えてるのを横目に、わたしは柴田さんにそう告げる。 「あら、そう。あっサンちゃん、明日はいつでも暇?」 「あ、はい」 「それじゃあさっそく明日から、仕事しましょう。12時、でもいいかしら?」 「はいっ、わかりました!」 「それじゃあ、また明日ね」 「はい、さようならっ」 部屋を出る際、チラッと蓮に視線を向けたら、蓮が口パクで『ガンバレ』ってやったので、わたしは笑顔で返した。
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