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皆の前では一緒に過ごさない事に
気付いていたカノジョは
人目を盗んでは
毎日何かしらの理由を付けては
僕に逢いに来てくれていたんだ。
家が隣同士で良かったなと
実感する瞬間である。
人が居ると追い払うのに
人が居ないと
ついつい迎えてしまうボク。
そんなズルくてヒドいボクなのに
カノジョは何1つ
文句は言わなかった。
そんなカノジョにボクは
甘えていたんだろう。
ボクの方が年上のハズなのに
カノジョの方が何倍も
大人だったんだ。
なのにボクは…。
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