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А｢人間って偉そうだよな。｣
В｢え？人間が偉いとは言わないけど一番知能は高いしね。｣
А｢知能が高いだけだけどな。
例えば、人間10人と狼10匹を手ぶらで何も無い大自然に放つ。先に全滅するのはどっちだ？｣
В｢恐らく人間かな。生身なら狼の群には勝てない。でも腕の強さが偉さじゃ無いよ？｣
А｢戦闘面での強さが偉さじゃ無い。でも放つのが現代の人だったら？狼の威嚇で大半が冷静さを失うだろうな。｣
В｢何が言いたいの？｣
А｢つまり、生身じゃ精神的にも肉体的にも狼に負けてる。逆に都市に人間10人と狼10匹を放したら？｣
В｢狼の負けだね。都市には文明の利器があるから人間が生き残る筈。恐怖も武装する事で和らぐと思う。
ほんとに何が言いたいの？｣
А｢つまり、得意不得意がある訳。人間は知能面を得意とし、野生の動物は肉体面を得意とする。｣
В｢つまりどちらも独壇場がある訳か。｣
А｢そう。人間は頂点じゃない。例えるならこの世界は球体。状況次第で頂点にも底辺にもなる。｣
В｢そう言う事ね。でも今回は何を伝えたかったの？｣
А｢あたかも人間が全てを掌握しているという考えは間違ってるという事。これは個人にも言える。
色々な人がいる。色々な独壇場があって、さっき正しかったから今回も正しいとは限らない。下を見て高笑いをする暇があったら自分の位置を確かめろ。権力があるから、腕力があるから、知力があるから、自分が頂点では無い。｣
В｢つまり、口喧嘩に殴って勝ったり。権力競争に知恵だけで参加したり、テストの答えを権力で教えて貰ったりしずに、同じ力で争えって事だね。｣
А｢そう言う事だ。頂点に成りたいなら目指せば良い。でも、１つの頂点だからって偉そうにするな。全部の頂点に成ってから偉そうにしろ。こういう事だ。｣
以上、私の脳内討論終了。
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