神に関する持論

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神とは何か。 人類を導く先導者? 全ての創造主? 様々な考え方がある中、共通するのはただ1つ。 『人類よりも崇高な存在である』 人を導き、人を創り、世界を見守る。 それが一般的な神だろう。 では、神が今に導いたのか。 日本では大震災がおき、就職率が低下し、お世辞にも良い世の中とは言えない。 神がこの現状に導いたのならば、人類は神を敬遠するべきである。  神話などによると、人間は神に創られた存在である。 不可能か可能かはさておき、それが本当ならば神はあまりに無責任ではないか。 創るだけ創っておいて、後は放置する。 果たしてこれが崇高な存在の成す事なのか。 幾多の種族を絶滅に追い込み、環境を悪化させる。 正直な所、人間が居ないほうが平和だ。 わざわざ人間が保護しなくとも野生動物達は自力でやっていけるであろうし、絶滅寸前の動植物はほとんどが人間の影響によるものだ。例え人間が無関係だとしても、それはそれで無意味な行動に過ぎない。  良く聞く言葉に、『神が見ておられる』と言った類いがあるが、先ず見ていても全てを見る事は不可能であろうし、見ていたら見ていたで神の趣味を疑う事になる。 詰まる所、人間は神という“存在が不確定”で“存在していても崇拝すべきでない”存在に依存しすぎなのである。 私が思うに、神とは“奇跡の別名”だと思う。 奇跡は限界に達してから起こるものだ。 神にばかり頼らず、自力で頑張ってみてはいかがだろうか。
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