友の元へ

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「よう」 「おお。やっぱこっち寒いな」 そんな会話で始まる久しぶりの再開。 とつとつと互いのことを語り合う、友と隔てられた時間は春の雪解けのように少しずつ消えて行く。 その夜は翌日の行動を確認して就寝。 翌朝、まずは朝飯にと青森駅の横にある市場で、どんぶりに好きな魚介類を乗せて豪快に食べた。 若干、胃がもたれたものの新鮮なネタに満足しレンタカーを借りに行く。 予約をしていなかったせいて久々にマニュアルを乗ることになった。 知らない土地の慣れない雪道で車を慎重に走らせる。 運転に馴れて来た頃にようやく周りを見渡す余裕が生まれた。 そして八甲田山へと .
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