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人の手を渡るたびに様々な色に光る魔玉。
自分の番はまだかと誰もが待ち遠しそうにしているが、オレは1番最後なので大人しく待ってることにした。
5分後…
汐莉の番が回ってきた。
「なんかドキドキする♪」
そう言って隣の人から魔玉を受け取る。
すると、魔玉は透き通るような純白へと色を変えた。
「白…ってことは、光属性かぁ…」
汐莉が呟く。
「汐莉、レア属性じゃん♪すげーな!」
他人事ながらテンションが上がる。
汐莉は照れながら「ありがと」と言っていた。
(早く回って来ないかな)
オレのワクワクはもはや最高潮に達していた。
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