第1章 新天地

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「おはようございます」 その一言で騒がしかった広場が途端に静まり返った。 辺りを見渡せば、顔が整っている、俗に言うイケメンばかり。 数多の人間が列になって整頓され、俺はその列の中心よりやや右側、後ろから三列目の位置にいる。 俺からは少し遠いが、前で喋っている人もかなりの美人。 大人らしい雰囲気を纏い顔もかなり整っている。 身長も人並以上でお高そうな上から目線の人に見えるが、かなり性格は優しいらしい。 隣の人が言ってた。 名前は風見(かざみ) ライト。 一応知り合いと呼べる存在だろう。 ドライゴンから救出し、保護したそいつは実はこの学校への入学者だったのだ。
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