廃人化

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状況はさらにエスカレートしていった。 パチンコでは負けがひどくなり、負けては盗みの繰り返しになっていた。親にばれて怒られても、パチンコ行く欲が強く、もう自分を止めることができなくなていた。 しばらくしてまだ大学に行ってないことがばれて、進路の選択を迫られた。正直大学なんてやめたかったから 俺 「退学します」 と両親との話し合いで結論が出た。しかし次の日、高校の頃の野球部監督から連絡がきた。 監督「久しぶり!大学やめたんだって?」 俺 「はい。」 なぜ監督が知ってるか、すぐにわかった。父が監督と昨夜飲みに行っていたからだ。 監督 「またどうして?」 俺は監督に全部話した。 学校で友達が作れなかったこと、勉強についていけなかったこと、野球を諦めたこと。 そのとき急に 監督 「野球はまだやりたいか?」 俺は考えてなかった。 たしかにやりたい、ケド俺の行っていた大学では到底無理だった。 監督 「新しく大学に入いる気はあるか?勉強レベル落とせば野球部にはいれるだろ?」 俺 「はい。やります。」 嬉しいさそいだった。 そして監督のところに行き、今までの暮らしを正直に話し、自分の学力にあった大学を受験し、合格した。 両親も満足だった。 しかし、喜びも束の間 しばらく経って、母が泣きながらこう告げた。 母 「わたし…離婚するかも…」
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