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両親の離婚
今まで野球に対して真剣に教えてくれたし、精神的に支えてくれた父が出ていくことになった。
きったけは今までの母の自分勝手な行動に呆れてしまったらしい。
仕方ないことだと思った。
しかし父はかけがえのない存在で俺は野球のやる気まで無くなってしまった。
俺 「野球…やらなきゃ」
そう言いながらやれずにいた。
そしてしばらく行かなくなっていたパチンコに再び行くようになってしまった。
もう人生がどうでもよくなった気がする。
唯一楽しかったのは、夜中元同じ野球部だった友達とボーリングやビリヤードなどをして遊ぶことだった。
唯一幸せだったのは彼女(奇実)と一緒にいる時間だった。
彼女が学校でやることないときはやっぱりパチンコや麻雀をしていた。
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