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eye derction:ドゥーク
王様。本当に王様はいるのだろうか?
俺はいないと信じたい。
「ドゥーク。時間だぞ。さあ、念願のデスゲームがはじまる。」
いつの間にか、父親が俺の部屋に入ってきていた。
親からの愛情を全く注がれてない俺は、親のことをただの゙もの゙だと見ている。
勿論まわりも同じだ。弟以外は。
俺はドゥーク・ディフィカル。
紛れもなくあいつの息子だ。
いまから起こる゙悲劇゙とゆう名のデスゲームに巻き込まれる1千万人の奴隷たちは可哀想な運命だ。
ただ、見下ろし干渉に浸ってるだけの俺は皮肉だな。
俺は椅子から立ち上がり、白のコートを羽織りながら、親父…いや、王様の後を着いていった。
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