クリエイト

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あいつに勝つには、武器がいる。 人が獣と戦うのに、武器がないといけない。 何がいい? 戦いに向いていて、あの男を狙える、そんな…… 【悠都】 「これだ!!!」 武器のイメージを作る。 俺の両手に、武器ができる。 どうしてできるのか、そんなことは気にしない。 右手には、ナイフ。 左手は、銃。 パン、パン!! 銃を撃った。 むかつくからと言って、殺すわけにはいかない。 アルラの脚を狙い、撃った。 【アルラ】 「ぐぁ!?」 アルラは、脚を撃たれて、その場に倒れる。 何が起こったのか、よくわかってないようだ。 銃の存在を知らないのだろうか。 そして、アルラが倒れると、すぐに使い魔に反応があった。 主の危機を察して止まったのだ。 俺はその瞬間を見逃さず、使い魔の脚を狙ってナイフを投げた。 その投げたナイフは、使い魔の前足に刺さり、使い魔の動きを止めた。 そして、足の一つが使えなくなってうまく動けない使い魔は、うまく動けずに、俺をにらんでいる。 主人に性格が似たのか?
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