始まりのエピローグのエピローグ

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とりあえず、ここにいる理由を敬語で聞くなら… 【悠都】 「えと、どうしてあなたのような方が、今この場にいらっしゃるのですか?」 こんなところだろうか。 【フィオナ】 「ファンタジックロワイヤルの参加資格を持つと、授業に参加しなくてもいいから。」 つまり、優等生特権ね。 【フィオナ】 「ファンタジックロワイヤルの練習として、依頼とかも受けられるようになる。」 【悠都】 「そうなんだ。」 パチン デコピンされた。 【悠都】 「…そうでありますか」 コクリ、とうなずいた。 使い魔の立場って… というか、ファンタジックロワイヤルの参加者はそんな特権があるのか。 ユウが普通に授業を受けてるから知らなかった。 【悠都】 「ユウは真面目に授業受けてるけどな。」 パチン またデコピン。 【悠都】 「ユウは… ミス・シュベルゲールは授業を真面目にお受けになっておりますが。」 コクリ、と頷いた。 はあ、フィオナ・テーリス、話してて疲れる。
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