始まりのエピローグのエピローグ

6/12
前へ
/250ページ
次へ
というようなことがあった、と夜にユウに話した。 【ユウ】 「そういえば、依頼、受けてないや。」 ユウはそこを考えていた。 俺の立場のことはスルーらしい。 【悠都】 「でも、あの人、あんまりしゃべらないし苦手だな。」 【ユウ】 「まあまあ、苦手な人ぐらい、いるものでしょう? だからって、そんなに怒らない方がいいよ。 それにあの人、すごい優秀だからね。」 【悠都】 「優秀って、どれぐらい?」 【ユウ】 「え、えと… そうだ。 たしか、ナイトの資格を持っているはずです。」 【悠都】 「ナイト?」 意味のわからない言葉が出てきた。 英語だと、騎士って意味だろうか? 【ユウ】 「えっと、ナイトは守護者の紋章です。 その、たしか討伐系の依頼をたくさんこなすと手に入るはず。 あと、何かが理由で王様から直々に渡されるかのどっちかで手に入ると思う。」 【悠都】 「まあ、よくわからないけど…。 そうだ。 ユウは、何かあるのか?」 ユウは、苦笑いを浮かべながら首を横に振った。
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

496人が本棚に入れています
本棚に追加