始まりのエピローグのエピローグ

10/12
前へ
/250ページ
次へ
【ユウ】 「あぁ、今ね、フィオに依頼について聞いていたの。」 【悠都】 「フィオっていうのは、愛称なのか?」 【フィオナ】 「…お前は呼ぶなよ?」 【悠都】 「わかってますよ、ミス・テーリス。」 なんか、俺はどうやって話せばいいのかわからない。 【悠都】 「ユウは、フィ…、ミス・テーリスと仲がいいのですか?」 【ユウ】 「一応、幼馴染、なんだよね。」 【フィオナ】 「一応じゃない。 普通に幼馴染で、友達。」 ユウは難しそうな顔をしてそう言ったが、フィオナは、友達だと。 まあ、仲は良いのだろう。 【ユウ】 「まあ、座ってよ。 ほら、フィオも寄って。」 フィオは、俺がいつも寝ているソファーに座っている。 【フィオナ】 「なぜ、使い魔と同席?」 【ユウ】 「まあまあ、そこは悠都の寝床だし。」 【フィオナ】 「!?」 バッとソファーを立った。 【悠都】 「そこまで、毛嫌いします?」 少し、悲しくなった。
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

496人が本棚に入れています
本棚に追加