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ユウが困ったような顔をして、言葉を出した。
【ユウ】
「えぇと、
それじゃあ、今度一緒に行くってことでいいよね?」
ユウが、フィオナに何かを確認する。
【フィオナ】
「…頼りにしてる。
ユウも、それも。
この前のアルラの、見てたから」
そう言って、フィオナは部屋を出て行った。
ナイスタイミングだった、ユウ。
【悠都】
「で、何の話をしてたんだ?」
俺が聞くと
【ユウ】
「依頼。
今度、一緒に受けようって話。
私、初めてだから、手伝ってくれるみたい。」
【悠都】
「へぇ、あいつがねぇ」
ガチャン
いきなり、部屋にフィオナが入ってきた。
そして
パチン
俺にでデコピンをした
【悠都】
「どんだけ地獄耳なんだよ!?
ていうか、ユウとは別にいいだろぉ!?」
パチンパチン
【悠都】
「ごめんなさい。」
今度の依頼、少し憂鬱だ。
俺、フィオナに嫌われてるみたいだし。
プライドが高い人と、いうのは、少しやりづらい。
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