始まりのエピローグのエピローグ

11/12
前へ
/250ページ
次へ
ユウが困ったような顔をして、言葉を出した。 【ユウ】 「えぇと、 それじゃあ、今度一緒に行くってことでいいよね?」 ユウが、フィオナに何かを確認する。 【フィオナ】 「…頼りにしてる。 ユウも、それも。 この前のアルラの、見てたから」 そう言って、フィオナは部屋を出て行った。 ナイスタイミングだった、ユウ。 【悠都】 「で、何の話をしてたんだ?」 俺が聞くと 【ユウ】 「依頼。 今度、一緒に受けようって話。 私、初めてだから、手伝ってくれるみたい。」 【悠都】 「へぇ、あいつがねぇ」 ガチャン いきなり、部屋にフィオナが入ってきた。 そして パチン 俺にでデコピンをした 【悠都】 「どんだけ地獄耳なんだよ!? ていうか、ユウとは別にいいだろぉ!?」 パチンパチン 【悠都】 「ごめんなさい。」 今度の依頼、少し憂鬱だ。 俺、フィオナに嫌われてるみたいだし。 プライドが高い人と、いうのは、少しやりづらい。
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

496人が本棚に入れています
本棚に追加