召喚の儀式

4/14
496人が本棚に入れています
本棚に追加
/250ページ
リラ・シンフォニーは優等生だ。 炎を得意とする魔法使いで、すでにファンタジックロワイヤルの参加資格を得ている。 参加資格は曖昧で、学院長の推薦だったり、依頼経験が豊富だったりとかする。 基準は 『有能かつ技術ある魔法使いとその使い魔に資格を与える』 となっている。 リラの呼び出した使い魔は、『炎』。 炎が生きているのだ。 【リラ】 「…よろしくね、フォゴ。」 リラは、その炎の使い魔に、フォゴと名前を付けた。 【教師】 「では次、ミス・テーリス」 【?】 「はい」 次に呼ばれたのは、フィオナ・テーリス。 稲妻を得意とする魔法使いだ。 稲妻というのは、破壊力とスピードを兼ね備えている。 もし、フィオナが教師と模擬戦をしたら、きっとフィオナが勝つだろう。 それぐらい、フィオナは強い。
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!