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【ユウ】
「で、ではっ!
わっ、我が答えに応じよ、我がちゅかい魔っ!」
噛んだ。
(あぁ、終わった)
ユウは、心からそう思った。
―――――――――――――――
場所は変わり、日本。
皇樹 悠都(すめらぎ はると)の心は悲しみで埋め尽くされていた。
隣に住んでいた仲の良かったおじさんが、殺し屋だった。
おじさんは少し前、警察に捕まり、死刑判決を下された。
仲が良かったので、心の底から悲しい。
おじさんは俺と仲良くして技術を、暗殺のテクニックを教えてくれた。
もちろん、人を殺したことはないが、ナイフや銃の使い方は熟知した。
体を動かして、それに慣れることもした。
まあ、その技術を使い時は来るのかは知らないが、俺はそれをおじさんに教わるのを楽しみにしていた。
俺は、おじさんととても仲が良かった。
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