世界観・2012年2月現在

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 元々、私たちが住んでいる世界がベースの世界。その時代には、科学文明が繁栄を極めていたけれど、資源の枯渇や温暖化などの問題も多数抱えていた。  その頃、『レスベル』という人物が人間に魔法をもたらした。彼は、次元の狭間にあるとされる『始まりの場所』、別名『聖域』と呼ばれる場所を探し当て、地球に魔力の源であるマナを与えたのである。  それ以来、人間は魔法文明に着目して、文明を再度築き上げていった。  後に、『第一世界』と呼称されるこの時代は、科学と魔法が融合することによって高度な文明を築いた。空飛ぶ(魔空挺)や異界と異界を繋げたことによって『瞬間移動』なんかも世界中に散らばっていた。  だが、人間は突如、またも魔法が使えなくなった。それにより、科学と魔法の融合文明は崩れ去り、人間はまた一から科学だけの文明に頼ることとなる。  この時代を、『第二世界』と呼ぶ。  長く続いたその時代も、『レオンハート』なる人物のお陰で崩壊する。彼は、再び人間に魔法をもたらした救世主となり、人間は約数百年ぶりに魔法を取り戻したことになる。  これが百年前の出来事。  それ以来、『第三世界』と呼称されることとなった時代でこの物語は繰り広げられる。  第一世界よりも格段に劣っているが、徐々に魔法文明も高度になっていく。  ちなみに、魔法の存在を知らなかった原初の時代を、『零世界』と呼ぶ。
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