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土地の説明をしよう。
零世界の時にあった五つの大陸が、第二世界の中頃に地殻変動によって一つに纏まった大陸が、第三世界でも同様に一つに纏まったままである。
勿論、ぶつかり合った結果、お互いの地面は削れて小さくなり、またぶつかりあうことで地面が隆起してしまったため、険しい山が連なっている地域が多数存在する。
第二世界の頃、人々は魔法を失ってしまったことで資源を求めるようになった。そのため、各地で戦争や争いが勃発。国が建てられては滅ぼされ、また国が建てられては滅ぼされ。その繰り返しだった。
栄枯盛衰を表現した時代と言い換えてもいいだろう。
その結果、弱い国が強い国に併合されるのは当たり前で。数十、もしくはそれ以上にあった小国もどんどん大国に呑まれていき、結果、一桁にまで数が落ち着いた。
それは第三世界当初の頃に変動して、今は五つの国が大陸を治めている。
東をミシュミラン共和国。
西をルーゼル王国。
北をザルバリア独立国。
南をコウゼス帝国。
そして中心をガレーディア公国。
それぞれの特色は次のページで語ります。
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