世界観・2012年2月現在

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 最後に、『コウゼス帝国』です。  ガレーディア公国から南を領土とする巨大帝政国家。大陸一の武力、人口、領土面積を誇る。だからと言って、他国に戦争を吹っ掛けたりしない平和な国として有名。  しかし、大陸の南半分にあるため必然的に暑い。夏は特に蒸し暑く、コウゼス帝国に住んだことのある者は、他の国に行った際、特に暑いとも思わない。  現皇帝は『エレイソン三世』。ユンフェミアの父親で、非常に善政を行う統治者としても名高い。身分にも大して固執しない性格で、平民を取り立てたりもしている。  帝都ディザルダは人口最大の都。街の中心に聳える皇宮から見て、合計十二本の大通りが横に等間隔の距離を持って拡がっている。  ディザルダの側にあるスラム(貧困層)が現在重要問題と化している。年々その数を増やしており、収拾の目処が立っていない。  夏は海を目的とした観光客が多数来る。ガレーディア公国の次に文明が発達している国で、ギルドと協力関係を結んでいたりと、技術開発に余念が無い。
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