探偵ゲーム

葉月蓮・佐武まこと

まこと『さっき蓮が転んだ時に目養として見てしまったが、そこまで白にこだわってどうする。』

蓮『目養……？』

まこと『パンツ』

蓮『ぎゃあぁぁっ！！
な、ななな何見てんですかああぁぁぁっ！！』

凄まじい勢いで顔を真っ赤にした蓮は、今更スカートを押さえた。

相変わらずまことのヤツは素直すぎだろ……俺はあえて言わずにいたのに。

朋也『ま、まぁアレだ』

何とかこのグダグダな状況を打破するべく俺は話しをまとめる。

朋也『食器等は紙のヤツを買って持ってきてくれりゃあ良い。その方が軽いし、後の処理も楽だろ？』

蓮『うぅっ……
わ、わかりました。
じゃあそうしますねー』

ふう……
なんか無駄に疲れたぞ。

蓮『朋也先輩……』

朋也『ん……？』

蓮『気を遣って下さってありがとーございますっ！』

……気を遣ったつもりは無かったんだが、まぁ蓮も満足してるようだし良しとするか。