プロローグ

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※『了解しました! あと、次のサクリファイスについてですが……』 マスター『※※にある双葉高校に私のアレが居る。そこから適当に8人集めておいてくれるかい?』 ※『8人……? 残りの1人はいかがなさるおつもりでしょうか?』 マスターは にっこり微笑んだ。 マスター『良い質問だね』 ※『き、恐縮です』 マスター『トラスコット・エレナ・モモ・水希は覚えているかい?』 ※『はい 先程遺体を処理したばかりですので……』 マスター『つい先日 その子の双子の妹が来日したらしくてね。その妹を特別ゲストにご招待しようと思っているんだよ』 ※『し、しかし、オズワール氏については……』 マスター『大丈夫 そちらについても手は打つ予定さ。さぁ、君の方もすぐに手配してくれたまえ。時間がない。』 マスターは上着を羽織るとそのまま部屋をあとにした。 ※『……』 白衣の男は無言で監視カメラに映るマスターを見届け終わると、人狼ゲームの会場の全てのシステムをダウンした。 全ての証拠を 綺麗に隠滅したのだ。  
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