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扉を開けると
小さな女の子が尻餅をつきながら顔をさすっていた。
※『あたたたっ……』
朋也『何やってんだ……』
※『はぅっ!?
ととと、ともや先輩!!』
こいつが葉月蓮。
漫画に登場しそうな
天然、ドジっ娘、ちびっ娘という三原則が揃ったヤツだ。
蓮『その……ついつい走ってしまって……』
朋也『滑ったのか?』
蓮『はぃ……
お恥ずかしいです……』
蓮は恥ずかしそうに
頭を掻いてみせた。
朋也『つまづくような物も無いのにどうして転ぶんだ……』
まこと『それだけ急いでいたからじゃないのかい?』
蓮『そうなんですよぉ……って、あぁ~っ!!』
まったく……
いちいち騒がしい奴だな。
蓮『さ、佐武先輩酷いじゃないですかぁ~!嘘の情報を教えるなんて……』
朋也『どういう事だ?』
イマイチ状況がわからない俺はまことの方へ振り返った。
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