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『不死への扉を開けましたね。
これからあなたは一歩ずつ、深い暗闇へと進んでいく事でしょう。
怖がることはありません。
仲間はすぐに増えますから…』
「なんだ、これ」
俺はメールを削除して、先週から続けているリサーチ作業を始めた。
「タケル、昼メシ行こうぜ」
もう少し痩せたらモテると思われるヨウヘイが声をかけてくる。
携帯を見ると、もう12時30分を過ぎていた。
「そうだな。どこにする?」
「久々に三文亭にしねえか。今日は魚の気分」
「三文亭か。あそこの焼き魚定食は絶品だな。でもこの時間だと結構待たされそうじゃないか?」
「とりあえず行ってみようぜ。かなり並んでいるようだったら別のとこでもいいし」
こうして俺とヨウヘイは昼飯を食べに会社を後にした。
‥
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