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中崎真くんは、私を体育館裏に呼んだ。
体育館裏に行くと、まだ来ていなかった。
「………まだ、来てないや………」
私は、地面に座り込み、頬杖をついた。
体育館からは、バスケ部なのだろうか。キュッ・キュッ・と靴を鳴らす音がして、ダンッとボールの音がする。
…声も、きこえる。
「…すごーい。頑張ってるなぁ~~…」
私がそんな風に呟いていると、中崎真くんが、…来た。
「あっ…………岡崎…さん!」
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