2/12
前へ
/28ページ
次へ
「じゃあ、いってきます。」 「いってらっしゃい。」 お母さんがいつものように、玄関まで来て見送りをしてくれた。 あたしの家は、学校まで徒歩15分の距離にある。 まぁ、近いところに引っ越してきただけだけど。 学校に近づくにつれて、高級車がぞろぞろと列になっていた。 車から出てくるのは、有名な会社の子供…らしい。 よく分からないけど。 「はぁ…」 一般人のあたしがなじめるか少し不安になった。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加