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「まる、ありがとう。…でも、ｯ」
わかってる
わかってるからその先は
その先だけは言わないで
再び唇を塞ぐ
また２人だけの楽園へ堕ちていく
あぁ…人類は鬼畜だ
みんな愛を唄うのに歪な愛には否定的
これも立派な愛なのに誰も認めてはくれない
「マルｯ、マル！あｯ、あぃｯﾝ…してる、は」
「すば、く…ﾊｯ…おれ…もｯ」
「あっ、ﾝﾝｯ…は、っやｧ、ふﾝっ」
もう少し、あと少し
「…く、っ……あっ」
やっぱり呼吸を止めたいから
君を愛しちゃいけない世界なんていらないから
僕はすばるくんにハマりすぎた
だから少し、ばいばいしよう
意識を失ったすばるくん
後処理をして寝かせる
どうか忘れますように
僕のこと、今日のこと
汗ばむおでこにキスをした
君が美しいままでいれるように
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