ものほしげな女

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数時間後。 「萌夏、そのぐらいにしたほうが いいんじゃない」 涼子が、言った。 色んなカクテルを、次々に注文した気がする‥ でも 酔っ払ってフラフラで… 思い出せない ヽ(゜∀。〃)ヒィック! 気がついたら、カウンターに 突っ伏していた 「タクシー、呼んだほうがいいかな?」 バーテンダーさんの声だ‥ 優しい人だなぁ… かなり年上だけど なかなか、イケメンだし ‥また、惚れちゃいそうかも。 あ…‥酔うと、惚れっぽくなちゃうなぁ イイキモチで、眠ってしまいそうになった時だった 「涼子は、どうする? 閉店までいられるなら おくってくよ。」 ん? 涼子‥ 送る‥ はぁ?? ガバッと、萌夏は顔を上げた。 「お‥お二人って、んん?」 ロレツが、上手くまわらない! 「やだ、起きてたの? そゆこと。 フフッ 莉沙は、ちょっと前から 気がついてたみたいなんだけどね」 フフッ☆…って? え ええっ…! えええーっっ!!! 弱肉強食‥ 油断大敵‥ 安物買いの銭失い‥ 色んな言葉が、酔った頭の中を グルグルグルグル駆け回っていた。
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